レーシックが適応できないと言われてしまいほかに方法がないのかと
辿り着いた方、聞いたことがあって知ってる!という方など色々だとおもいますが
前回記事のレーシックとICLは全く施術方法が違うということ。
二つを比較したいと思います。
1.ICLとは
ICLとは、眼内レンズを角膜の横に穴を開けて挿入し装着するというもの。
核膜を削らない治療になるので、目の異常等何かあった時には医師によって
取り外しが可能で元の状態に戻すことが出来る物となります。眼内レンズは、
厚生労働省の認定を得ている共重合体素材のコラマーというもので、こちらは
生体的合成がかなり良い光の反射を受けにくいノングレア特性のある見え方が
とても綺麗で紫外線を90%カットしてくれるものを使用します。
2.ICLのメリットとデメリット
メリット
近視戻りが少ない強度近視の方でも受けられる
見え方の質が良い
術後のリスクが少ない
将来治療の幅が狭まることは無い
核膜を削る量が少ない
紫外線を90%カットできる
お手入れの必要がない
ドライアイが出にくい
デメリット
ICL検査結果によりその人に合ったオーダーメイドのレンズ作成のため
国内にレンズが無い場合1〜3ヶ月程度時間が必要になります。
経済的負担が大きい40〜80万円位。自由診療のため金額が高いのですが、
医療費控除を了解出来る場合があります。詳しくはご自身のご加入の保険会社へ
お問い合わせください。
3.手術の流れ
適応検査(眼内コンタクトレンズが行えるかどうかを判断します)
↓
術前検査(眼内レンズの度数や大きさを決定するため1〜3回検査を行います。)
検査は瞳孔を開いて行いますので、診療終了後3〜4時間は見えにくくなり
光がかなり眩しく感じます。※その間車の運転や自転車の走行が難しくなるので
徒歩またはお送り迎え、公共交通機関をお使い下さい。
次に手術を受けるために必要な、採血検査を行います。
※コンタクトレンズの装用中止期間は術前検査および手術の3週間以上前から装用を
中止して下さい。ソフトコンタクトレンズの場合は2週間以上となります。
↓
手術当日(手術時間は大体30分くらいです)ですが前後瞳孔を広げる点眼や、
術後安静時間がございますので医師の指示に従って下さい。
↓
術後定期検診(手術翌日、3日後、1週間ご、2週間後、1年後に定期検診)
※手術後の注意事項
洗髪・洗顔
シャワー、入浴
化粧・アイメイク
飲酒・たばこ
運転
運動
プール
4.注意する点
・近視の程度、乱視の有無により金額が前後することがあります。
・医院によって保証期間が保証内容が違います。
勢いで決めて後悔しないことをおすすめするので、
期間に余裕を持って検討することと出来るのであればセカンドオピニオン、
一件ではなく2件くらいでカウンセリグを受けることお勧めします。
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