歯ブラシを嫌う子供ちゃんは結構多いです。
原因はいくつかあります。例えば
①お口の中に物を入れられるのが単純に嫌という場合や、
②嘔吐反射(おえっ)となってしまう、③歯磨き粉の味が嫌
④歯ブラシの時の磨く強さが強く痛いなど
様々ですが、まずは、歯が数本生えてきた時点で
お口のケアが始まります。
初めはどんな原因にせよ大泣きする子供ちゃんが
ほとんどだと思います。
そこで、この5点についてお話ししたいと思います。
もくじ
1.適切な歯ブラシの大きさ
・まだ1.2本しか生えてなよ!
指でそっと拭き取るくらいで大丈夫です。
・2〜4本だけどまだ歯の半分が出てきてないよ!
濡らしたガーゼで拭き取る、これくらいの時期から
1番小さい歯ブラシ(8ミリ程度)で噛ませたり触らせたり
歯ブラシに慣れさせてあげましょう。
・5〜6本以上〜乳歯が生え揃ったよ!
口や歯が成長してくるので定期的のサイズの
見直ししてください。(下の前歯4本分くらい)
それを前提に、大体の16ミリ〜18ミリです。
2.歯ブラシの方法
ほとんど歯がまだ生えていない状態だとあまり
関係ありませんが、歯ブラシをするようになった、
仕上げ磨きをする場合お母さんの膝の上に横になって
寝転んだ状態で見えにくい、上の歯から磨いて
あげることがオススメです。
3.歯ブラシを楽しむ方法
子供の集中力はとても短いです!
そこで、まず短時間で磨くこと、歯ブラシをしている
時間が退屈にならないように、①話しかけて
あげること、②ブラシを強く当てすぎないこと、
毎日の事なので、ピカピカに磨けなくても、
③きちんと毎日向き合うことが大切になってきます。
今日は、上の歯から、明日は下の歯から
次の日は内側をメインでなど重点的に磨きたい場所を
少しずつ変えて、満遍なく全て当たるようにすると
磨き残しが少なくなります。
そして、沢山褒めること、歯ブラシが楽しいと
思うように好きなキャラクターのシールを貼って
あげる、好きな味の歯磨き粉を使う、終わったら絵本を
読んであげるなど少しずつ工夫してあげること。
4.磨き残しが出やすい部位
お母さん、お父さん磨きで残しやすい部位は
ダントツ
①下の奥歯の内側
②上の奥歯の外側
自分磨きが少しできるようになってきた!
自分磨きはある程度①表側、②噛むところの面は
比較的当てられるようになる子が多いです。
自分磨きができる子供ちゃんの場合、この二つの部位
以外はしっかり目に磨いてあげてください
5.チェックに定期検診を利用
家でしっかり磨けていなくても、きちんとチェック
してもらったり、分からないことを質問してみたり、
まだ歯が数本しかないよ!って子供ちゃんも
小さい頃から歯医者さんに慣れて貰うことが
もしも、虫歯が出来た時にも怖い思いをせずに
治療を受けられます!沢山の意味合いで検診を
利用する!虫歯予防に歯が生えてきたら
フッ素を塗ってもらいましょう。
市販の歯磨き粉に入っているフッ素濃度と
歯医者さんで塗るフッ素濃度は全く違います。
フッ素のお話はまた別の回でお話しますね!
ここで私が伝えたかったことは、
完璧でなくていいと言うこと、
親子できちんとコミュニケーションを取って
歯ブラシの時間を楽しむことです。
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