虫歯にならない方法

どうしたら虫歯にならないのでしょうか、またはどうして虫歯になるのでしょうか

そこで虫歯ができるメカニズムを説明します。

簡単に説明すると、磨き残しももちろん虫歯の原因となるのですが

一番はちょこちょこ飲みとダラダラ食べをすると虫歯のリスクが上がってしまいます。

歯の質×時間×糖分×で虫歯が出来上がります。

歯に着いた細菌は、糖分(甘いお菓子だけでなく、パンやご飯、フルーツや野菜に含まれる糖質など)を

餌にしてネバネバしたプラーク(歯垢)菌の塊を作り出します。

そのプラークとよばれる物は、酸を出し歯を溶かします。

溶かされた状態(見た目は不自然に部分的に白くなる)は脱灰と言われます。

大体の場合、溶けた歯は、唾液(唾)の持つ働きによって徐々に元のいつもの状態に戻ります。

この現象を再石灰化と言います。

食事のたびに、このサイクルを繰り返しているのですが、どこかでこのサイクルが崩れてしまうと虫歯ができてしまいます。

食事の回数や歯並び、磨き残しの状況、唾液の量、様々な原因によって虫歯になります。

 

 

  虫歯になりやすい所をおさえましょう!

1、歯と歯の間(歯ブラシで取れる汚れが60%〜70%で残りがデンタルフロスや歯間ブラシで

取る歯と歯の汚れが30%くらいです。理想としては、毎日夜に歯磨きをした後にデンタルフロスや

歯間ブラシで汚れを落としてほしいです。)

2、歯の根元(加齢によって歯ぐきが下り露出して来た部分)

3、詰め物やかぶせ物をした歯の隙間(一生ものではない為、経年劣化とともに虫歯のリスクが

高くなります。詰めのものと自分の歯の間に汚れが溜まります。)

この3点に場所はお手入れが行き届きにくいので注意しておきましょう。

 

  虫歯になりやすい生活習慣とは

1、歯磨きを1日に1回以下の方(歯にプラークが溜まりやすくなって虫歯菌の繁殖しやすい環境を

作ってしまいます。)

2、間食やダラダラ食べをすることが多い人(再石灰化をするサイクルが壊れやすくなります)

3、甘いものをよく食べる人(虫歯菌は糖分を餌とするため虫歯菌の増殖を招きます。)

虫歯になりやすい口腔内環境とは

1、歯並びが悪い人(歯並びがいい人比べると歯磨きをきちんとこなす事が難しく

磨き残しが出やすいです。)

2、水分をあまり摂らない人(お口の中が乾燥すると唾液の中にある殺菌作用がうまく作用せずに

虫歯菌が住みやすい環境になります。)

 

今現状として子供の虫歯は減っていますが、大人の虫歯は減っていないことから一度治療した所から

再度虫歯が出来ているケースが後を絶ちません。

詰め物やかぶせものは、あくまでも人の手で作った作り物です。

毎日食事摂ったり食いしばりをしたり、寝ている間に歯ぎしりをしたりと日々頑張ってくれています。

そう普通に考えると経年劣化で詰め物やかぶせ物には寿命があります。

検診で古くなっていないか、歯と詰め物間に隙間が出来て来ていないかなどをこまめに

チェックしてもらった方が良いですね。

歯科検診に長期間いかないということは、予防という観点から考えてもとても危険です。

もう変えた方が良いです詰め物や被せ物をつけていたとしても、自分自身で気づくと事は難しい

ことから、定期的にお口の中をチェックしてもらうことがやはり重要となります。

何も症状がないから歯科医院に行かないのではなくて、痛みや症状が出てからでは遅いのです。

何も出ないうちに長年歯科医院に行っていない人は一度受診してみてくださいね。

虫歯になりにくい方は、歯科を受診しない為症状が出にくく、気付いた時には虫歯ではなく

歯周病がかなり進行している場合がありますので注意してください。

 

いかがでしょうか?

皆さんのこの記事を読んで歯科検診を受けてみてはいかがでしょうか?

治療ではなくメンテナンスに移行し、予防のサイクルに入って頂きたいですね😋

 

 

 

 

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