子供ちゃんの仕上げ磨き今のままで本当にそのまま正しいでしょうか?
仕上げ磨きとは、子供の歯を子供本人に磨かせた後に親が磨く事ですね!
自分の歯を磨くのと人の歯を磨くのでは感覚も勿論違います。
磨き残しがあっても中々気づくことができないです。
プラークと呼ばれる歯垢です。ご飯を食べたり飲み物を飲んだり、お口の中が乾燥したり
色んな原因で人は汚れを溜めてしまいます。
そして子供の歯は弱く大人の歯に比べ虫歯ができた場合の進行がかなり早いです!
なので、まだまだ未熟な子供本人磨きの最後の砦、親の仕上げ磨きです。
そこて仕上げ磨きのポイントとして
- 歯ブラシは2本用意する
- 仕上げ磨きの時に歯磨き粉を使わない
- 奥歯から磨く
1について
子供ちゃんが歯ブラシをすると言う感覚よりは、年齢が小さくまだきちんと磨けないうちは
歯ブラシを噛んだり歯ブラシ圧が不安定なので、すぐにボロボロになってしまいます。
そんな歯ブラシでせっかく仕上げ磨きをしても毛の弾力はなく毛先の向きがあっちこっち
歯ブラシの交換時期ってご存じですか?
菌の数も増えて行くのはもちろんですが、基本的に1ヶ月に1回交換してください!まだ綺麗だしなぁとか
勿体ないなぁとか思うこともあるとは思いますが、毎日使っていると絶対に毛先はへたってきます。。
電動歯ブラシの方は3ヶ月に1回ですね!もっと使えそうでも、替えてあげると結果的に、お口の中のお掃除を
する効率もよくなり、短時間で綺麗に磨けます!
うーんと、短時間で磨けると言うよりは、しっかり当てたいところに当たるよって事なのですね。
どうしても古いものを使うと歯と歯の間や歯と歯茎の間まで歯ブラシが届かず汚れが残り歯茎が腫れて
炎症を起こすことがあります。
それが、どうしてちゃんと磨いてるのに磨き残しがあるるよって言われるんだろう?ってことに繋がるのです。
2について
歯磨き粉をつけない方がいいと言うのは、発砲作用があるものだとお口の中がすぐにアワアワになって
しまって子供ちゃんがうがいしたい!と言うタイミングが早くなってしまったり、磨いてるところがきちんと
見えなかったりします。本人磨きの時には好きな味の歯磨き粉を付けてあげるといいですね!
味が好きで歯磨きを積極的にしてくれるようになるかも??
仕上げきをする際は何もつけずに磨いてあげるといいです。
3について
子供ちゃんはあまり長くお口を開けてくれません。お口も疲れてくるし、何なら嫌がって開けてくれない、、
だいたい子供ちゃんの集中力は最大15分です。最初に奥歯の内側、完全にお口が開いていないと
当てられない場所からアプローチしていくと最後前歯を歯ブラシするところまで
スムーズに進む事が出来ると思います。
本当に暴れまわる子は子供ちゃんを寝転ばせて足で固定した上に歯ブラシを持っている手と反対の手で
口を広げながら、顔が動くのを抑えながら毎日戦っているお母さんお父さんもいらっしゃいます。
そこまでして仕上げ磨きを重要視するのは、ムシ歯ができて怖い思いをするのは子供ちゃんです。
そんな思いをすることの方が一番かわいそうですよね。
日々嫌がる歯磨きで号泣する子供ちゃんをお持ちだったとしても負けないでください。
心を鬼にして、子供ちゃんのお口の中をピカピカにしてあげてくださいね。
私たちDH(歯科衛生士)は歯科検診に来た患者さんには仕上げ磨きをお願いしております。
ですがなかなか出来ないと仕上げ磨きをしていませんと言い切られることも多いです。
日本皆さんがひとりでも多くもう少し歯科に対して感心、意味を持っていただければ嬉しいなと思います。
私たちは、日々頑張るお父さんお母さんを応援しています!
歯科医院を受診した際は疑問に思うこと不安なことはDH(歯科衛生士)がなんでも答えてくれますので
ぜひ聞いてみてください(*^_^*)
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